
2026年8月6日(木)、筑波大学未来社会デザイン棟にて、東弘一郎研究室の学生+有志によるパフォーマンスイベント「キンコンカンコン~キンコンカンコン~」を開催しました。筑波大学芸術専門学群の学生11名がパフォーマンス作品を発表し、イベントの企画と運営も学生たちが中心となって行いました。
このイベントは、芸術専門学群 総合造形領域で長く行われてきたものの、近年は実施が途切れていた「展示造形・パフォーマンス」という授業を、数年ぶりに受け継ぐ試みでもありました。今回の参加者の一部は、1年次に以前の公演をボランティアとして手伝っており、その経験を自分たちの手で引き継ぐ機会となりました。
今回は、研究室内課題の「アート筋トレ」の一環として企画しました。「アート筋トレ」とは、限られた期間のなかで課題に応じた作品を制作し、発表する取り組みです。今回の課題は、「全員で一つのパフォーマンスイベントをつくること」と「各自のパフォーマンス作品を発表すること」の二つでした。
イベントのテーマを決める話し合いでは、小学校から高校までの「学校」と、大学との違いが話題になりました。小学校から高校までは、決められた時間割や教室、座席によって、同じ人たちが同じ場所に集まります。一方、大学では、同じ学年や領域に所属していても、同じ授業を履修しなければ顔を合わせる機会が少なくなります。こうした違いから、学生たちは自分たちがこれまで経験してきた「学校」を共通のテーマに選びました。

発表された作品には、シャトルラン、保健室、健康観察、運動会、スポーツ、理科の実験など、学校での授業や行事を思わせる要素が取り入れられました。また、学校や集団を成り立たせているルールそのものを問い直す作品もありました。それぞれの学生が、自分の記憶や経験をパフォーマンスとして組み直しました。


学生たちは作品制作だけでなく、会場の使い方や機材の調整、進行方法の検討も行いました。何度もリハーサルを重ね、安全対策の資料を作成し、教員や関係者との調整を経て、イベントを実現しました。作品をつくるだけでなく、場所や安全、人との関係を考えながら、一つの発表の場を成立させることまでが、この課題の一部でした。今回の経験が学年を越えて共有され、学生同士の新たなつながりや、次の創作活動と続いていくことを期待しています。





パフォーマンスイベント
「キンコンカンコン~キンコンカンコン~」
日時:2026年8月6日(木)
12:30開場/13:00開演
会場:筑波大学 未来社会デザイン棟 1階
出演者:
青木凜華、市耒雅人、岩尾帆高、岩浅真緒、加美川優、佐藤いすず、島田百合、高工大和、高橋颯佳、辻竜馬、利根匠海